みなさんはMRIという検査をお受けになったことはありますでしょうか?
CT検査と同じようなドームの中に入りますが、金属類のものを体から外すように言われたと思います。
この検査は、X線を使用しないため放射線被ばくがないことが利点でした。
しかし、このMRIの検査もようやく問題があることが指摘されるようになりました。
特にMRI検査で使用する造影剤「ガドリニウム」の副作用が報告されるようになりました。
最新の研究では、なんとこのMRI検査で使用される造影剤が神経細胞のミトコンドリアにダメージを与えて細胞死を引き起こすことが証明されています(Investigative Radiology: May 3, 2019)。
腎臓のミトコンドリアにも影響を与えるために、腎臓に線維化が起こり、腎不全を招きます。
長期的にはガンを引き起こすでしょう。
なぜガドリニウムのような造影剤がここまでの悪影響を及ぼすのでしょうか?
それは細胞内に蓄積したまま、なかなか排出できない性質を持っているからです。
もちろん、この毒性物質の排出も糖のエネルギ―代謝次第なので、全ての人がMRIの造影検査で何らかの症状を出すことはありません。
しかし、健康な人が人間ドックでこのような検査を受けるのとは違い、すでにガンなどが疑われている人(すでに糖のエネルギ―代謝が低下している)が造影剤検査をするのは、非常に危険だということです。
造影剤については、ガドリニウム以外でも炎症ゴミとなることを拙著『新・免疫革命』等でお伝えしてきました。
MRIについては、最近はより強力な磁場をかける機械が主流になってきています。
造影剤を使用しなくても、このような強力な磁場を人体にかけることが、どのような影響が出てくるのかは今後の研究を待ちたいと思います(^_-)-☆。