たまに飲料コーナーに行くと、「無糖」と書いたコーヒーや「低カロリー」「ノンカロリー」「カロリーゼロ」という飲料がやたらと目につきます。
ダイエットによいというイメージが先行していますが・・・・
真実はその逆であることをみなさんはご存知でしょうか?
最新の疫学的調査で、低カロリー甘味飲料の摂取は、子供の総エネルギーおよび糖分摂取量の増加と関連していることが報告されています(Pediatric obesity. 2019 May 02)。
この結果はある意味、当然ともいえます。
子供が成長していくのに、糖のエネルギ―代謝はより重要になります。
いくら低カロリーやノンカロリーを選択しても、心身を維持するためのエネルギーが必要なので、自然と他の食品で糖質を補っているからですね。
これで低カロリーやノンカロリー飲料を摂取して、糖分摂取量が減るともっと危険です(^○^)。
さらに・・・・・・・
これらのカロリーオフ商品には、人工甘味料(artificial sweeteners)が使用されています。
人工甘味料が肥満、糖尿病や体重増加と関連することは過去にもたびたび指摘されています(Curr Gastroenterol Rep. 2017 Nov 21;19(12):64)。
ダイエットのためには、むしろしっかり糖質をとって身体活動をして、基礎代謝を上げる(糖のエネルギー代謝をあげる)ことが最も効果的なのです(^_-)-☆。