糖が血管を傷つけるという誤った仮説がまだ流布されているようですが、みなさんはもうこのような洗脳は解かれたでしょうか?
今回は逆に糖欠乏が実は血管にダメージを与えるという研究結果が報告されました(Nutrients 2019, 11(3), 489)。
糖質制限食=高脂肪食(ケトン食)を若い健康人にたったの1週間与えた臨床実験です。
具体的な食事内容は、脂肪が総カロリーの70%、タンパク質が20%、炭水化物が10%の構成になっています。
ただし、論文には脂肪に何を使っているのかが明示されていませんでした。
その結果は・・・・・
血管が硬化し、炎症反応が高くなりました。
そして何といっても、糖のエネルギー代謝がブロックされて、高血糖になったのです。
たった7日間の糖質制限(ケトン食)で、若い健康人でこの結果なのです。
そうすると・・・・
プーファ(多価不飽和脂肪酸)の蓄積している高齢者はすでに状態の悪い人が、糖質制限やケトン食を行うと、どうなるでしょうか?
想像に難くありませんね(#^.^#)。
生命体の本質(原始人(狩猟採集)が食べてきたこと)と正反対の食事を行うと、必ずこのような結果が出るのです(^_-)-☆。
生命体の本質をつかむと、”間違いだらけの食事法”に気づくことができます(^_-)-☆。