アルルハイマー病の脳に異常なタンパク質が集積していることが
医学の教科書には必ず記載されています。
タウタンパクやアミロイドβタンパクなどが脳に溜まっていきます。
例のごとく、現代医学では特にアミロイドβタンパクが脳細胞を死滅させている”原因”として認定し、アミロイドβタンパクの集積を減らす薬物を追い求めてきました。
その結果は・・・・
2014年の時点で、過去10年間でトライされたアルツハイマー治療薬の99%以上が失敗に終わったことが暴露されていました。
現在ではようやく認知症の進行を遅らせる医薬品(メマンチン)が登場したものの、残念ながら根本治療にまでは至っていません。
この異常タンパクであるアミロイドβタンパクの脳への集積は、実は脳の炎症の「結果」にすぎないことが明確に示される研究が報告されています(Proc Natl Acad Sci U S A. 2018 Jul 3;115(27):7081-7086)。
むしろ、アミロイドβタンパクは炎症を抑える作用を持っているといいます。
実際に自己免疫疾患の代表である多発性硬化症や筋委縮性側索硬化症(ALS)にアミロイドβタンパクを投与すると症状が改善します。
これらはアルツハイマー病の「アミロイドβタンパク仮説」を完全に覆す研究内容です。
高血圧、高血糖、高コレステロール・・・・・
現代医学(および一般健康常識)は、これら自体を”悪”と考えて、”悪”にアプローチしています。
具体的には、血圧・血糖・コレステロール等を低下させる薬を処方しています。
これらの状態は、実は”結果”にしかすぎません。
根本原因が他にあって、その原因の結果として反映されているにすぎないのです。
今回のアルツハイマーのアミロイドβタンパクも炎症という根本原因によって引き起こされる”結果”にしか過ぎません。
この炎症の原因の一つが昨日お伝えした人間関係からくるストレス、プーファや重金属なのです(その中でも主原因はプーファ)。
したがって、いくら結果にアプローチしても根本治癒が訪れないのは当然ですね(原因にアプローチしないといけない(^_-)-☆)。
血圧、血糖、コレステロールをいくら一生懸命低下させても、動脈硬化の進行を抑えることはできません。
これと同じ構図で、タウタンパクやアミロイドβタンパクを分解する薬を開発しても認知症の進行を抑えることはできません。
アルツハイマー病の本当の主原因は、炎症を引き起こし、タウタンパクやアミロイドβタンパクを集積させるプーファです。
現代人は圧倒的にプーファの摂取量が多く、それに比例してアルツハイマー病(その他の慢性病も)が急増しています。
このプーファによる脳のダメージにストレスや重金属などの害悪が加算されています。
このことを次作の『オメガ3の真実(続・プーファフリーであなたはよみがえる)』に詳述しましたので、出版まで楽しみにお待ちください(^_-)-☆。