最近、スーパー梅毒(抗生物質が効かない)が日本でも流行しているといいます。
バクテリア感染で一番恐ろしいことは・・・・
『慢性病は現代食でつくられる(続・新免疫革命)』の大きなテーマでもあったフリーの鉄が血液内に入ることです。
現代医学では、バクテリア感染の治療は抗生物質と決まっています。
しかし、これが根本治療にはなり得ないことを以前にもお伝えいたしました。
効果がなくなるばかりか、耐性菌も増やしてしまいます。
梅毒菌も同じです。
抗生物質を乱用してしまうと、スーパー梅毒を作ってしまいます。
最新の研究でも、拙著を追証する結果が報告されました(Pathog Dis. 2018 Jul 1;76(5))。
抗生剤が効果を発揮をしない理由の一つとして、バクテリアが「バイオフィルム」というもの形成して、”連帯”することが挙げられます。
あたかも一つ一つのバクテリアが集合して、アメーバのように一つの大きな生物となるようなイメージです。
この集合体には抗生物質が届きにくいため、効果を出すことができません。
このような場合にでも有効な治療法が分かったのです(^^♪。
それは、血液の鉄を除去すること(^_-)-☆。
血液中の鉄をキレート(結合)する物質を投与すると、バクテリアが重要な栄養分である鉄を利用できなくなり弱るのです。
血液中の鉄を除去すると、抗生物質の効果も高まるということでしたが・・・・・
抗生物質を使用しなくても、血液中の鉄を低下させるだけで、感染症を治癒させることができることがすでに10年以上前に報告されています。
瀉血療法(血を抜く)は感染症(そしてメタ炎症で起こる慢性病)には抜群の効果を持っていたのです。
よく献血をすると調子が良くなると言いますが、その理由は血液中の鉄を除去することですね(^_-)-☆。