夜は静かな環境で安らかに眠りたいですよね。
わたしがまだ学生時代だったころは、ちょうど暴走族というのが闊歩していました。
これがまた深夜に爆音を鳴らして道路を往復していました・・・・
ものすごくストレスだったことを覚えています。
今から考えると、あの毎晩聞かされる騒音で、かなり心身に悪影響があったのが分かります(人間関係、学業やスポーツのパフォーマンスにも悪影響を与えている)。
最新のスイスの研究で、交通による騒音が肥満と関係していることが報告されました(Environment International, 2018; 121: 879)。
10デシベル(dB)騒音が高まると、17%肥満が増加するといいます。
その理由として、
騒音による不眠(ストレス)から糖のエネルギー代謝がブロックされることが脂肪を蓄積させると推測しています。
たしかにこれは騒音による脂肪蓄積の一つの原因でしょう。
わたしはほとんど研究が発表されていませんが、騒音そのものがもたらす振動が感覚器に悪影響(最終的に脳にストレス反応を引き起こす)を与えていると考えています。
とくに妊婦が低周波領域の振動を受けると奇形をもたらすことが実証されています(基礎医学・生理学I)。
騒音を発する機械そのものが放つ電磁波のダイレクトの影響もあると考えています。
騒音は脳の血管のバリアを壊すことを『続・免疫革命』でお伝えしていますが、WiFiや携帯の電磁波も同じく脳の血管のバリアを壊すことが分かっているからです。
これらの研究は、多国籍企業の足を引っ張ることになるため、研究資金もつかないだけでなく、発表そのものに圧力がかかるでしょう。
しかし、小さなエビデンスを重ねっていって、横につなげていくとクリアーになってきます。
環境や生命体の害になるようなビジネスは持続不可能な時代(淘汰されていく)に入っていると思います(^_-)-☆。