『寿命は生まれつき決まっていない!』

どうせ生まれつきの体質だから・・・・

 

といってあきらめていることはありませんか?

 

 

たしかに、以前からお伝えしているように、ガンや肥満、糖尿病などのメタボは祖父母の食べたものなどの影響があります(環境遺伝)。

 

 

 

しかし、これは遺伝の問題ではなく、祖父母や両親の生活環境があなたに影響するのです(基礎医学「遺伝子総集編」DVD)。

 

 

今まで寿命も遺伝的要因が強い(~30%)と言われてきました。

 

 

今回400万人に及ぶ家系図の調査で、寿命と遺伝の関係を調べた大変興味深い研究が報告されています( Genetics, 2018; 210 (3): 1109)。

 

 

これによると、なんと血のつながりのない夫婦の寿命が似通っている(相関関係にある)ことが判明しました。

 

 

 

これは生活(環境)を共にしているからですね。

 

 

 

 

まさに環境因子が寿命を決定しています(^_-)-☆。

 

 

 

この調査で意外であったことは、義理の兄弟姉妹や義理のいとこでも寿命が似通っていたことでした。

 

 

 

義理の兄弟姉妹やいとこでは、血がつながっていなし、つまり遺伝は関係ないですし、生活(環境)も一緒に育っていないので違います。

 

 

不思議ですね・・・・

 

 

 

研究者は、この理由を

 

・血縁は同じ社会経済状態の人たちで結びつきやすい(金持ちは金持ちと結婚するetc)

 

・形質が似ているもの同志で血縁関係が結ばれる(背の高い男女同士で結婚しやすいetc)

 

などと推測しています。

 

 

 

たしかに背の高さと寿命は相関関係にあります(^_-)-☆。

 

 

 

背の高いひとほど寿命は低い傾向にあるのです。

 

 

さて、環境遺伝という観点から、人間というのは「自分だけが良かったらよい」という刹那的な存在ではないという事実が突きつけられます。

 

 

 

わたしたちが作った環境が連綿と子孫(の遺伝子)に受け継がれていくことで先祖からの環境も現在につながっているのです。

 

現在あるのは、過去の環境の結果。そして未来は現代の環境の結果です。

 

 

遺伝子決定論が何の根拠もなかったことがここでも明らかになりました(^^♪。

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