私は以前から筋肉質の人とそうでない人がいることに気づいていました。
同じトレーニングをしても、筋肉質の人はすぐに筋肉が大きくなります。いつも羨ましいと思っていました(^^♪。
しかし、なぜ自分が筋肉質でないのか分かりませんでした。
これは、筋肉質の人は、生まれたときからそうでない人よりも筋線維自体の数が多いからということが最近分かってきました。
筋肉質でなくても、筋線維を太くすることができるので筋肉量はアップしますが、もとの筋線維の数が多い筋肉質の人の筋肉量には及びません・・・・( ;∀;)
筋肉量を決定するのに、胎児の時期は非常に重要です。
なぜなら、出生後は筋繊維量はほとんど変わらないからです。
筋トレで筋肉量がアップするのは、この筋線維が太くなるだけで、筋線維量が増えるわけではありません。
では、何が胎児期の筋線維の数を決定しているのでしょうか?
最新の研究で、筋線維細胞の実験では、毒性を示さないレベルの魚油(EPA)やDHAの投与によって、筋肉細胞の発達がブロックされ、かつ筋肉細胞内に脂肪が蓄積するシックネス・パターン(病気のパターン)を示すことが明らかにされています(Front Nutr. 2018 Mar 12;5:15)。
いわゆる筋肉にサシ(脂肪)が入る状態になるのです。
油(EPA)やDHAは、胎盤を容易に通過して、胎児に蓄積します。
したがって、母親が妊婦のときに魚油(EPA)やDHAを摂取すれば、摂取するほど、筋線維の数が減っていくことになります。
そして脂肪がつくという最悪のパターンに・・・・・
出版予定の『続・プーファフリーであなたはよみがえる~オメガの真実』にオメガ3の筋肉崩壊のメカニズムを詳しく説明しています。
筋肉をつけたければ、オメガ3に気を付けましょう(^_-)-☆。