先日、妊娠中には生理的(健康状態)には、血糖が高くなるようになっていることをお伝えしました。
血糖値が130mg/dlくらいが妊婦にはちょうどいいのです(もちろん、元々糖尿病の女性が妊娠した場合は該当しません)。
本当に現代医学が「妊娠糖尿病」という概念を持ち出したのは、1970年代ですから、まだ50年くらいの歴史なのです。
妊娠と糖の関係を調べていると、とても興味深い研究が過去になされていました。
なんと胎児は糖がある条件では、糖がない条件と比べてより男の子になりやすいという研究です(Proc Natl Acad Sci U S A. 2001 Aug 14; 98(17): 9677–9682)。
私は愛娘が2人でしたから、妻の妊娠時の血糖値が低かったのかも知れません(ストレスがかかっていたのかも知れません・・・)。
私は女の子が欲しかったのでそれで良かったのですが、男の子が欲しい場合は、妊娠中もしっかりと糖を補給しないといけませんね(#^.^#)。
また糖を補給しても糖が細胞内で利用できないと意味がありません。
その意味でも糖のエネルギ―代謝には何が必要かを基本に戻って考えて頂きたいと思います!(^^)!。