先日、バニラ先生からお伺いした話の中で、
「黒砂糖を食べて、すぐに血糖を測定したら、血糖値が高くなったので黒砂糖は悪」と書いているブログがあるということを知りました。。。。。(#^.^#)。
それで早速、バニラ先生はご自分でも血糖測定器を購入して測定されているそうです(流石ですね(^_-)-☆)。
近日中にその結果をご報告されるでしょう(^^♪
血糖値測定は、現代医療において空腹時、食後2時間と決まっています。
私はこれは血圧測定と一緒であまり意味がないと考えています。
それは生命のダイナミズムを代用しているとは思えないからです。
血糖や血圧さらには血液検査を一時的に測っても、それは静止画像にすぎません(私が現代医学の検査とよばれものを参考程度にしかしない一つの理由です)。
血糖や血圧は環境の変化に応じてダイナミックに変化しています。
したがって・・・・・・・
黒砂糖をなめてすぐに血糖が上がるのは当たり前です!(^^)!。
血糖値が上がらないのは、その黒砂糖は偽物ということですよ(*^-^*)。
糖のエネルギー代謝が回っていると、その後、血糖値が徐々に下降していきます。
このときの下降の仕方に個人差があります。
糖質制限やケトン食というような特殊な食事をしている方(あるいはプーファ摂取量が多い人)は、砂糖を摂取しても血糖値がなかなか低下しません。
なぜなら、糖ではなく脂肪をエネルギー源としているからです。いつまでも糖は利用されずに血液中に浮いたままになりますよね(#^.^#)。
一方、糖のエネルギー代謝が回っている人は血糖値はすぐに下降します。
カフェインなどの糖のエネルギー代謝を回すものを摂取するときには、糖を必ずセットにするのは、低血糖を予防するためです(^_-)-☆。
さて、現代医学の血糖測定に異議を唱える?研究論文が発表されました(PLOS Biology, 2018; 16 (7): e2005143)。
24時間血糖値の変動をモニターした研究です。
この研究では、従来の血液検査で正常の血糖値であった人の約25%は血糖の日内変動が激しいタイプであったといいます。
そのうちの15%は前糖尿病 (>140 mg/dL) 、2%は糖尿病 (>200 mg/dL) と診断される血糖値を日内で示していたようです。
つまり、健康人でも血糖値のスパイク(急上昇)がみられるということです(*^-^*)。
ところで血糖値の日内変動の乱高下は、従来の血糖値検査(HbA1cも含む)よりも心臓血管疾患の予測になるとされています。
このことから、従来の血糖値検査よりも、血糖値の日内変動の乱高下が糖尿病の予測になりうる可能性があると結んでいます。
さてどうでしょうか?
血糖や血圧は前述したように、環境によってダイナミックに変化します。
日内変動を測定するといっても、数日のことでしかありません。
それですべてが分かるわけではありません。
一生、その人のある値をモニターするということが可能でしょうか?
近未来では、いま動物に行っているように、人間にマイクロチップを埋め込んである程度のモニターが可能になるかも知れません。
この研究論文がマイクロチップを推進するためのものだと恐ろしい。。。。(*^^)v。
私たちが生きている限り、生命現象は変動します。その変動幅が少なすぎても、多すぎても不健康な状態といえるでしょう。
黒砂糖やハチミツをなめて、血糖値がまったく上昇しない(=著しい低血糖状態)あるいは血糖値がスパイクする(=脂肪のエネルギー代謝)のは、糖のエネルギー代謝がスムーズに回っていないということですね(^_-)-☆。
現代医学が健康とみなしている人でも糖のエネルギー代謝が回っていなければ、血糖値はこの研究で明らかになったようにスパイクします。
黒砂糖やハチミツで直後はもちろんある程度は血糖値は上がるけれども、徐々に下降していくのが健康体ですから、何も問題はありません(#^.^#)。
もしスパイク(=急上昇)したら・・・・
それは砂糖が悪者ということを示しているのではありません。
みなさんの体の方が問題ということを示してくれているのです。
そうです。プーファの摂取を控えましょう(^_-)-☆。
(PS)
もう一つ重要なことがこの研究に書いてありました。
それはコーンフレイクを摂取すると、ほとんどの人の血糖値がスパイクしたことです(*^-^*)。
黒砂糖やハチミツ、フルーツではこのようなことは起こりません(^_-)-☆。