サプリメントは現代人には欠かせないようになっています。
みなさんも何かしら摂取されているのではないでしょうか?
サプリは常時摂取していなくても、栄養ドリンクを時々飲むくらいなら、健康の意識が高くない人でもあると思います。
これには食品の汚染や高度加工による栄養価の低下(&健康被害)も大きな要因になっていると思います。
さて、最もポピュラーなサプリメントって何でしょうか?
北米ではマルチビタミン、ビタミンC,ビタミンD、カルシウムのようです。
ちなみにマルチビタミンには鉄や亜鉛などのミネラルも入っています。
そのポピュラーなサプリの効果を調べた過去のランダム試験を解析した(システマテックレヴュー)研究結果が報告されました(Journal of the American College of Cardiology, 2018; 71 (22): 2570 )。
その結果は・・・・?
害はなかったものの、疾病予防などの効果もなかったようです。
その中でもナイアシン(植物性ビタミンB3)、ビタミンC、カロテンなどの抗酸化物質は、あらゆる原因で起こる死亡のリスクが少しですが逆に高くなったようです・・・・・
6月の大阪で開催いたしますビタミン総集編でお伝えいたしますが、サプリメントは生命の仕組み(特に生化学)をしっかり理解できていないと、その安易な使用によって逆に危険な物質へと変化します(^○^)。
(ダイエット、筋肉増強に必須のビタミンもご紹介いたします(#^.^#))
ビタミンDでさえ、糖のエネルギ―代謝が低下していると、結石や動脈硬化の原因になるといえば驚かれるでしょうか。
もちろん、サプリメントでさえ汚染やごまかしがたくさんあるため、最終的にはどうしても信頼できる人から購入することが安心につながりますよね(#^.^#)。