Book

『あなたがガンと宣告されたとき』

もしあなたが今日この時間にガンと宣告されたときは、どうするでしょうか?

 

 

 

現状ではガンと宣告される場所が現代医療しかないので、素人にとっては現代医療の中の決まった選択肢しかなくなりますね。

 

 

 

代替医療にいたっては怪しすぎてさらに素人にとっては理解できないと思うでしょう。

 

 

 

この状況を鳥が空から眺めれば、「なんて人間という生き物は、決まった枠の中でウロウロしているだけの存在なのか」と思われるのではないでしょうか。

 

 

 

 

さて、ガンを宣告されたときに、手術を受けるかどうかについて。

 

 

 

 

マウスを使った実験でその判断材料になる研究結果が報告されました(Sci Transl Med. 2018 Apr 11;10(436). pii: eaan3464.)。

 

 

 

その内容は、発ガンマウスに対して手術を施行すると、遠隔転移したというものです。

 

 

 

なぜこのようなことが起こるのでしょうか?

 

 

 

 

遠隔部位に増大せずにおとなしくひっそりと生きていたガン細胞。これが手術というダメージと炎症を与える操作によって、全身にストレスおよび炎症反応を引き起こします。

 

 

 

このストレス物質、炎症物質が遠隔部位に眠っているガン細胞を叩き起こしたということです。

 

 

 

拙著『ガンは安心させてあげなさい』では、手術に限らず“ガンを攻撃”する方法では、本当にガンが再発するだけでなく、新しいガンが発生したり、遠隔部位に転移巣を作ったりすることを実際の臨床経験と研究報告で少し記載いたしました。

 

 

 

現在はガンの手術後の再発のケースがかなり増えています。

 

 

 

 

 

 

 

今回ご紹介したような研究も報告されていることもガン治療の選択の材料として頂ければ幸いです(#^.^#)。

 

 

 

「般若心経」にあるとおり、迷ったときは一度、既存の枠組みをすべて捨てて、頭をさらにして考えるのがベストだと思います。

 

 

 

 

 

 

既存の枠組みなんてものは、すべて人間の幻想が作ったものです(「空」ですね(^○^))。

 

それがあなたの人生を決めることはありません。

関連記事

  1. 『細胞の”マーガリン現象”〜リアルサイエンスシリーズ』

  2. 『ファスティングでお腹が出るのはなぜか?』

  3. 『砂糖悪玉説の根拠はない!〜リアルサイエンスシリーズ』

  4. 『オメガ3はコレステロールを消滅させる!〜オメガ3神話をやめると病は治…

  5. 『新型コロナ遺伝子ワクチン臨床試験続報』

  6. ◆パレオ協会Q&A◆ 『逆流性食道炎(GERD)について』…

  7. 『狼少年に注意!:無症状者は感染源にならない』

  8. 『肥満というだけで“検疫”される近未来』