REFERENCE

『ビタミンDがガンを防ぐ』には前提がある!

ここ数日で桜が満開近くまで咲き始めました。

桃の花も咲き始めした。

 

 

昨年は庭の桃の木の実が豊作だったので、イノシシが喜んでいました。

 

 

もう1年になるのですね。光陰矢のごとし・・・・

 

さて、ビタミンD血液濃度が日本人においてガン全体のリスク低下と関連しているという疫学的調査が報告されました(BMJ. 2018 Mar 7;360:k671)。

 

 

 

o0275018314153203010.jpg

 

そうすると日射量の低下する冬場にはガンが増殖しやすいということですね。

 

 

だからといってビタミンDのサプリを摂取するとよい訳ではありません。

 

o0280018014153202975.jpg

 

 

ビタミンDが正常に作用するためには、糖のエネルギ―代謝が回っていることが大前提だからです。

 

 

 

さらにダイエットに良かれと思って体にストレスを与える糖質制限やケトン食では、血液中に増加するプーファ(多価不飽和脂肪酸、オメガ3&オメガ6)やオレイン酸によってビタミンDの作用がブロックされますので注意が必要です。

 

関連記事

  1. 『デルタ変異型は自殺した?〜サイエンスの袋小路シリーズ』

  2. 『感染症:宿主説〜リアルサイエンスシリーズ』

  3. 『ロックダウンは子供に深刻な影響を与えるからワクチン??』

  4. 『いま世界で起きていること:「この道は、いつか来た道」〜俯瞰シリーズ』…

  5. 『”息こらえ”が得意な人の特徴は?〜リアルサイエンスシリーズ』

  6. 『高血糖というのは結果であって原因ではない!』その3

  7. 『カナダでも医師たちが声をあげた』

  8. 『虫歯治療の繰り返しで歯が無くなる〜リアルサイエンスシリーズ』