『ガンを“異物”として見なす治療は、逆効果を招く』

昨日、FBタグ付で掲載して頂いたイラストは、三大療法(免疫療法を入れて四大療法)などのガン治療がどのような結果をもたらすかを非常に分かり易くイメージできるように描かれています。

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放射線療法でガンにダメージを負わせると、ガン細胞がかえって増殖することが,1950年代から報告されていました。

 

そして、最新の研究で化学療法、いわゆる抗ガン剤治療によって、ガンは益々増殖(repopulation)していくことが詳細に調べられています(J Exp Med. 2018 Jan 2;215(1):115-140)。

 

そのメカニズムについては様々な研究結果がありますが、最近になって有力視されているのは、ここ数か月の基礎医学セミナーでお伝えしている“ゴミ”(DAMPs)の蓄積です。

 

三大療法で死滅したガン細胞の成分がゴミとなって、それを処理する免疫細胞から放出される様々な物質が残りのガン細胞の増殖を促します。

 

生命体はゴミの蓄積を嫌います。

 

衛生環境が良くなったことで私たちの寿命が延びたように(医学の進歩が寿命を延ばしたのではない)、細胞とそれを囲む“場”レベルでも最優先課題の一つが生命場の衛生環境を整えることです。

 

したがって、ゴミ掃除に失敗することで健康の場から病気の場、さらにはガンの場(「キャンサー・フィールド」と命名しています)を形成していきます。

 

そのような荒れた場にいる細胞の顔つきが変わってくるのは当然です。

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いまやガン治療だけでなく、自己免疫疾患などでも免疫細胞をターゲットにしたガンと同じアプローチの治療が行われています。

 

ガン細胞、免疫細胞ともに私たちの細胞です。

 

自分の細胞にダメージを与えるアプローチは逆効果を招くこととその詳細なメカニズムがようやく解明されるようになっています。

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